農産物等の安全について
福島第一原子力発電所事故に伴い県内農産物の安全確認のため、検体検査を実施したところ、露地物のホウレンソウから、暫定規制値を超える値が検出されテレビで一斉に報道されました。そのことによって、県内農産物が風評被害により危機的状況にあります。
また、酪農を営む方に聞いたところ、明日から全県の原乳を廃棄するよう要請があったようです。
調べてみたところ、メーカーが茨城県産品の引取りを断っているようです。
県と国には、食品衛生法の暫定基準を満たすかどうかの調査を全県下でしっかりと行い、安全だという県のお墨付きをいただけるよう早急に対処していただきたいと思います。
私は、以下の4点について自民党災害対策本部で緊急要請し、政府・関係各所へしかるべき対応を行うよう、党として働き掛けております。引き続き、実効性が担保されるよう注視して参ります。
1.農水省は迅速に、地域ごと品目ごとに検体検査を実施し、同じ県であっても品目によって影響は大きく異なるので、早急に結果や正確な情報を公表するよう要請。
1.マスコミ各社には、問題のなかった地域(市町村)や品目などを丁寧に報道するよう要請。
1.大手スーパー、小売業の協会や、参加企業に対して、問題のなかった地域(市町村)の品目を、積極的に販売するよう要請。(当該県の全品目全てを販売停止しないように要請)
1.市場荷受会社、仲卸会社、小売商の各協会や参加企業に対し、正しい情報に基づいて、当該県の問題のなかった地域(市町村)の品目を積極的に扱っていただくよう要請。
[ ながおか桂子事務所 ]
2011年3月23日 更新 | 活動報告