第2次補正予算成立
昨日、両院協議会での協議の末、やっとの思いで第2次補正予算が成立いたしました。これまで遅れたのは民主党はじめ野党の引きのばし戦術の結果のためであり、一応の決着をつけることが出来ましたが、全く残念な対応でございます。
しかしながら、予算の執行にあたっては、財政的裏付けとなる「予算関連法案」が成立しなければなりません。ところが参議院で多数を握る民主党はじめ野党は、現代の「牛歩戦術」というべき審議拒否、引きのばし戦術を延々と続けています。
国民が待ち望む景気・雇用対策に真正面から反対すれば世論の反発を買うと思い、表向きは「早く景気対策を」とアピールしながら、一般の皆さんにはわかりにくい方法で国民の目を欺き、政局にしたいが為にズルズルと先延ばしすることのどこが「国民の生活が第一」なのでしょう。そのような政党に政権担当能力があるのかと、厳しく問うていかなければなりません。
この2次補正予算は、定額給付金だけにとどまらず、1600億円規模の緊急雇用対策、中小企業向け資金繰り支援の緊急保証・セーフティネット貸付枠30兆円規模の拡大、高速道路料金の大幅値下げ、そして医療・介護・子育て・障害者支援などの生活支援対策等々、大胆かつきめの細かいあらゆる対策が盛り込まれております。
更に平成24年度開通を目指す圏央道の整備、国道294号拡幅への追加措置や学校耐震化、妊産婦検診の無料化など私たちに身近な対策も数多く含まれております。景気対策、安心・安全対策のための予算が早期に実行できるよう、予算関連法案の一日も早い成立のため、私も更に頑張ってまいる所存でございます。
[ ながおか桂子事務所 ]
2009年1月27日 更新 | 施政報告