自民党総裁選について
福田総理は去る9月1日夜、全く突然に退陣を表明しまして、安倍総理に続いて任期半ばで政権を自ら投げ出しました。
社会保障、財政再建、行政改革、国際貢献等、我が国の将来を左右する重要な案件が山積している中、総理総裁としての責任を放棄したことは、国政に対する信頼を大きく損なうものであり誠に遺憾であり、有権者の皆様には深くお詫び申し上げます。最も責任ある一国のリーダーがこのような形で安易に退陣をすることは、国内はもとより国際的にも信用を失いかねず、全く残念でなりません。
しかし、福田総理は、我が国政治の現状を鑑み、諸問題に機敏に対応するためには新たな政権の必要性を痛感し、熟慮に熟慮を重ねた結果、苦渋の決断をなされたということでありますので、これはこれで一つの考え方であり、尊重しなければと思っております。
この上は、一日も早く後継総裁選を実施し、新総裁を選ぶことが重要です。
総裁選の日程は、9月3日の自民党両院議員総会において、9月10日(水)告示、9月22日(月)に投開票がなされることに決定されました。
熱気あふれる政策論争を展開する総裁選挙を通じて、さすが頼りになるのは自民党であると国民の皆様にご理解していただき、国民政党・責任政党としての信頼の回復を図ることが重要であると思います。
総裁選には、すでに麻生幹事長をはじめ党内有力者が出馬の意向を表明しています。
昨年の総裁選でも麻生候補の推薦人に名を連ねた私としては、「今度こそ」との思いで、経済対策と国民の不安の一掃に力を注ぎ、国民的人気が高い麻生先生を支持し、麻生太郎総裁実現に向けて邁進して参る所存です。
皆様のご理解とご支援をどうぞよろしくお願い致します。
[ ながおか桂子事務所 ]
2008年9月5日 更新 | 雑記