ゲリラ豪雨を憂う
8月28日夜から29日朝にかけて東海・関東・中国地方の各地を予測不能のゲリラ豪雨が襲い、河川の氾濫で多数の家屋・田畑が浸水する大きな被害が出ました。古河市水海の女沼川右岸の決壊現場等を見てまいりましたが、一晩でこんな事に・・・・!と驚くばかりです。 地球温暖化の影響で水害の規模や様相が従来と違ってきております。非常に恐ろしい事でございます。
8月28日に関東農政局で平成20年産水稲の8月15日現在の作柄は「やや良」平年並みに推移していると発表されたばかりですが、今後の作柄変動も大変心配でございます。被害を受けている地域の共通した特徴は、土地が低いことに加え、排水先がなく、むしろ水が集まってしまう現状にあります。農業生産は、自然との戦いであり、水・気温・土壌条件などあらゆる自然条件を人為的にコントロールしていかなければなりません。その際、水不足は通常問題とされますが、実は排水対策が重要であることを認識いたしました。
[ ながおか桂子事務所 ]
2008年8月30日 更新 | 活動報告