おかあさんの底力 茨城7区 ながおか桂子 自民党
桂子のActionダイアリー

年頭の挨拶

新年明けましておめでとうございます。

皆様におかれましては、清々しい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

昨年3月11日午後2時46分、三陸沖で発生したマグニチュード9.0最大震度7の巨大地震と津波により、それまでの日常が一変しました。

そして原発事故による放射性物質の拡散という、日本中が戦慄する事態に至りました。

おそらく日本中の方が今でもその時の状況を鮮明に記憶していることと思います。

お亡くなりになられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災された皆様にお見舞い申しあげる次第でございます。

東北3県とともに我が茨城県も甚大な被害を受けました。沿岸部は津波の被害を受け、内陸部も倒壊損壊家屋が数多く、そして放射性物質の拡散により、農作物などの出荷制限、風評被害など2次的な被害を受けました。県民の日常生活にも影響を与えました。

しかしながら東日本大震災では、日本中の皆様が心を一つにして、この難局を乗り越えようと協力いたしました。ボランティア活動や支援物資の提供、募金や節電など少しでも役に立ちたいという気持ちの輪が広がりました。自身が被災されながらも人を助け、譲り合い、励ましあう姿が各地で見られるなど、普段薄れがちな「絆」が震災をきっかけに再認識されました。

自衛隊をはじめ警察、消防並びに消防団、海上保安庁、自治体職員、そして何より民間、ボランティアの皆様など、官民問わず多くの方々がそれぞれの職分を全うし、あるいはそれを超えて、危険を顧みず救助活動、復旧活動に従事されたことに感謝と敬意を申しあげる次第でございます。

そして、世界各国の皆様から多くの支援をいただいたことに日本人として皆様と共に感謝の気持ちを共有するものでございます。

政治は今こそ国民の要請を真摯に果たしていく責務がございます。野党であっても自民党は復旧復興に関しては率先して対応してまいりました。3次にわたる補正予算、復興庁創設、原発事故収束への取組みなど、阪神大震災の経験、教訓を踏まえ政府の足らざる部分は議員立法でも補って参りました。

一方で政府与党は復旧復興に対する明確な方針も示せず、困難を助長させました。この時期にあっても政局に引きずられ、首相の交代によるドタバタで時間を浪費したことは、誠に残念でなりません。

また現下を取り巻く国際情勢は欧州債務問題、TPP問題等難問が山積しております。国際社会において果たすべき我が国の重要な立場を認識し、復旧復興はもちろん、内外の諸課題に対し、責任政党自由民主党として明確に対応して参る所存です。

以上、昨年を振り返ってみましたが、今なお30万人を超える方が避難生活を余儀なくされ大変なご苦労をされております。そして昼夜なく原発対応をされている現場関係者の皆様のご努力が続いていることと思います。

しかしながら私たち日本人一人ひとりが災禍を記憶に留め、新たな一歩を踏み出す復興元年にあたり、改めて申し上げます。

新年あけましておめでとうございます。

この一年が皆々様にとりまして明るい希望に満ちた年になりますよう心からお祈り申し上げ、年頭の挨拶とさせて頂きます。

[ ながおか桂子事務所 ]

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