平成28年 年頭所感
新年あけまして、おめでとうございます。
本来であれば、晴れやかな気持ちで新年を迎えるところでございますが、本年は残念ながらつらい気持ちに駆られているところです。
昨年9月、台風18号関東・東北豪雨により、8人の方が犠牲になるなど、各地で大きな被害が発生しました。亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。特に茨城県常総市では、多数の家屋や建物が浸水し、多くの方々が避難を余儀なくされました。
今後は一日も早く被災箇所を復旧させ、二度とこのような被害が生じないよう関係機関をあげて対策を進めていかなければなりません。皆様方のお力添えも、切にお願い申し上げる所存です。私も復旧のために全力で取り組む決意でございます。
本年は、1月4日から通常国会が召集され、平成27年度補正予算案、平成28年度予算案の審議が開始されます。これらの予算案には今回の災害に対する復旧予算も含まれており、速やかな成立が望まれるところです。
私は、昨年10月まで厚生労働副大臣を務めさせて頂きました。副大臣在任中は、国内の社会保障制度に関する様々な問題に取り組みました。また、国内だけにとどまらず、数々の国際会議に出席し、感染症対策や保険制度のあり方など、厚生労働行政全般について各国の首脳と議論を交わしました。
昨年10月からは、自由民主党の政調副会長として、党の政策についての責任者のひとりとなりました。今後とも皆様のご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
最後になりましたが、平成28年が皆様にとって明るく希望に満ちた年になりますよう心よりお祈り申し上げ、年頭にあたってのご挨拶とさせて頂きます。
自由民主党政務調査会 副会長
衆議院議員 永岡 桂子
[ ながおか桂子事務所 ]