真に国家国民のために身命を賭す決意と覚悟があるか。
昨日、自民党本部にて中堅・若手の議員連盟「力強く日本を再生する会」(今津寛会長)の緊急総会が開催され、決議をおこないました。同日、総理官邸に私たちの思いを届け、この難局に一致結束して麻生総理を支え、日本のために力を尽くすことをお約束いたしました。本日、自民党都道府県連、党所属国会議員全てに対し「力強く日本を再生する会」及び「結束の会」所属124名の国会議員の連名の決議文を発送いたしました。
『自民党の団結と結束を求める決議』
「自民党はいったい何をやっているんだ!」
そういう声がしきりに巷から聞こえてくる。知事選に都議選にと、同志が懸命に戦っているこの時期に、そして、衆議院の任期満了を目前に控えたこの時、党内が浮き足立ち、あたかも分裂しているかのごとき様相を呈していることは、誠にもって残念かつ遺憾なことである。
我々は昨年九月の総裁選において、党員党友の参加も得た中、圧倒的な支持をもって麻生総裁を選出した。それから九ヶ月間、麻生総理はあくまでも「政局より政策」の立場を堅持し、果敢に「百年に一度の危機」と戦ってきた。この間、「ねじれ国会」の中で四度の予算編成を敢行し、目下、そのすべての対策が実行に移され、着実に成果を挙げつつある。
現下の日本経済はこれらの対策を打ったことにより最悪の状況は脱しつつある。しかし、デフレの進行と雇用調整の懸念から今なお厳しい状態に置かれており、今こそ政権の安定と対策の不断の継続が強く求められている。こうした時期に自民党内が混乱し、結果的に国政の混迷を招いてしまうことは、国家国民に対する背信行為だと言って過言ではない。
自民党にいま必要なのは「団結」であり、「結束」である。我々は今こそ団結し、結束して政権を支え、果敢に対策を実行すると同時に、地方選挙を共に戦い抜き、もって来るべき天下分け目の政治決戦に備えていかなければならない。我々はこれまで国民と共にこの国を築いてきた自信と誇りを取り戻し、力を合わせて我が国を襲う困難に敢然と立ち向かっていくべきである。
「真に国家国民のために身命を賭す決意と覚悟があるか。」
賢明なる国民はその一点のみ凝視している。我々はそのことを肝に銘じ、軽挙妄動することなく、一致団結して責任政党としての使命を全うしていく。
右、決議する。
追記:先日来、麻生総理と自民党を応援してくださる激励、励ましのお便り、メール、FAXをたくさん頂戴し、誠にありがとうございます。全員にお返事ができませんことをお詫びし、行動によって皆様のご期待に応えたいと思います。力と勇気を頂きました。ありがとうございました。
[ ながおか桂子事務所 ]
2009年7月2日 更新 | 活動報告