年頭のごあいさつ
新年明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、清々しい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
さて、昨年末の総選挙の結果、自由民主党は比較第一党となり、政権復帰を果たしました。三年余にわたる民主党政権は、国民との約束を実行できないだけでなく、数々の内政・外交での迷走により、我が国は危機的状況に陥っておりました。遅れる復興、長引くデフレ、我が国固有の領土・主権に対する外国の挑発。これ以上、「政権担当能力無き政党に日本を任せられない」との我が党の主張が多くの有権者の方々に支持されたことに対し厚く御礼申し上げます。
今年は、昨年末の総選挙の際、国民の皆様方にお約束した「政権公約」にそって、経済を、教育を、外交を、再生し、安心して暮らせる日々を取り戻すための大事な年であり、たくましく、やさしく、誇りある日本を目指して、国民の皆様と一緒に力強く再生に向け歩み始めていきたいと切に望んでおります。
とりわけ、新政権下で早々に取り組まなければならない課題として、長引くデフレ経済から脱却し、2~3%程度の成長路線に日本経済を復活させるために重要な意味を持つ緊急経済対策と25年度予算編成があります。
民主党政権下での「縮小均衡の分配政策」から「成長による富の創出」に向け大転換を図ることとし、個人の可能性が最大限発揮され、雇用と所得が拡大する国を目指して、切れ目のない経済政策を実行し、より弾力的な経済財政運営を推進することとしております。
また、今年の8月までの期限で年金の給付抑制策や高齢者医療制度の見直しなど社会保障の諸課題を「社会保障制度改革国民会議」で議論し、道筋をつけていくこととなっています。「自助」・「自立」を第一に、「共助」と「公助」を組み合わせ、弱い立場の人には、しっかりと援助の手を差し伸べていけるような、みんなが安心できる持続可能な社会保障制度に向けて改革していきたいと思っております。
さらに、原子力に依存しない経済社会を目指し、持続可能な電源構成のベストミックスの確立を求めて、早急に、国民の英知を集めて実現可能な対応を検討していきます。
震災からの復旧・復興を加速化すると同時に事前防災を重視した災害に強いインフラ整備も喫緊の課題です。
また、いじめや学力低下など教育をめぐる諸課題への対応や少子化・若者対策、競争力ある農林水産業や地場産業への活性化策など多くの課題が山積しております。
諸課題山積の中、この度、自民党の国会議員として三期目を迎えさせていただくことになり、国会対策副委員長を拝命しました。これまでの二期の経験を活かして、圏央道や農業関係はもちろんのこと、消費者対策、教育問題、若者や女性の雇用問題など茨城県民の生活に関係の深い事柄は何でも積極的に取り組んでいきたい思っております。
特に、昨年の通常国会では、「母子家庭の母及び父子家庭の父の就業支援特別措置法」を初めて議員立法し、今年3月の施行に向け立法責任者として的確な執行がなされるよう厚労省を指導してまいります。
このような形で、「お母さんの底力で日本再生を」目指して、全力を尽くしてまいりますので、今後ともご指導、ご鞭撻、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
最後に、この一年が皆々様にとりまして明るい希望に満ちた年になりますよう心からお祈り申し上げます。
[ ながおか桂子事務所 ]
2013年1月5日 更新 | 活動報告