おかあさんの底力 茨城7区 ながおか桂子 自民党
桂子のActionダイアリー

2月28日 衆議院予算委員会にて質問 ~閣僚の発言撤回問題を官房長官に、食品新基準値の与える諸問題を厚労大臣に問いただす~

平成24年度予算案について質問に立ちました。

中川防災担当大臣が当日の閣議後の記者会見で、交付国債に関連した予算組み替えの可能性に言及した問題で委員会は紛糾。中川大臣は発言撤回と謝罪に追い込まれました。

私も急きょ予定していた質問を変更し、官房長官に対し、内閣の統一見解を求めるとともに責任を追及いたしました。

〈閣僚の問題発言相次ぐ緊張感なき内閣〉

「所管外のことで発言を撤回されたということで私の方からも注意をさせていただきます」との官房長官答弁を引き出しましたが、本当に内閣そして与党自体が「タガが外れている」状態であることが露呈したわけです。

厳重に対処して頂きたいと思います。

〈交付国債とは?〉

約2.5兆円追加的に必要となる基礎年金国庫負担の財源について、昨年の予算編成の当初、安住財務大臣は歳出削減で対応すると国会で答弁していました。

しかし、それができずに結局はその全額を、将来の消費税増税を見込んだ交付国債の発行で賄うという見せかけの粉飾的手法で財政規律を守ったと主張しています。ダマされる訳にはいきません。

〈食品新基準値のダブルスタンダード〉

そしてもう一つ、茨城県民の生活にも深く関わる、食品のセシウム新基準値の与える様々な悪影響について、厚労大臣に問いただしました。

厚生労働省の新基準値案は、国内流通食品の50%が汚染されていると仮定した、ある意味極端な仮定の上に導き出されており、安心安全の為とはいえ、これが新たな風評被害の火種になるのではと懸念しており、また、1㎏当たり一般食品100ベクレル、乳児用50ベクレルと基準が二つに分かれておりますが、既製のベビーフードではなく、手作りの離乳食は大人用の食品と同じでよいということでちょっと不安に感じる方もいるのではないでしょうか。

子供を持つお母さんの気持ちとしては、当然、低ければ低い方が良いというのが、本音ではないかと思います。

それは結局、農家などの生産者、流通業者、一般消費者に至るまで、2つの基準値がある場合には、より厳格な方に合わせて行動していかざるを得ず、今後そうした対応が予想される中、関係者が被る風評被害等様々な問題に対する補償や対策が必要であり、国民が本当に安心できるように柔軟な対応を強く求めました。

[ ながおか桂子事務所 ]

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