【2009年 アーカイブ】
国会には、青少年問題を専門に扱う委員会がございます。本日は、この青少年問題特別委員会で若者の雇用を巡る環境と有効な支援策について質疑を行いました。
今回は参考人質疑ということで、教育評論家で日本家庭教育学会副理事長、八洲学園大学客員教授の川越淑江先生、東大社会科学研究所教授の玄田有史先生、NPO法人育て上げネット工藤啓理事長、田辺市ひきこもり検討委員会布袋太三委員長の4名の参考人より意見をお伺いしました。
ニートやひきこもりの若者を支える現場の最前線で活動されている方、またそうした問題に取り組まれている学識経験者の方、いずれもこの分野における第一人者の皆様ですので、限られた時間の中でも実情に即した的確な問題提起をいただくことができました。
「次代の日本を担う若者に希望を持ってもらわなくては、国の土台が揺らぎます。困っている若者に自立を促し、そして手を差し伸べます。そのための、若者を支援する新法も検討します。」
これは麻生総理の所信表明演説の一文です。総理が打ち出した方針に従い、現在、働きたくても困難を抱える若者の支援を手厚く行うための具体策を盛り込んだ「青少年総合対策推進法案」を国会に提出しております。
今回承ったご意見は、まさに現場の声そのものです。確実に施策に反映させるよう今後の審議に臨みたいと思います。
[ ながおか桂子事務所 ]
2009年4月24日 更新
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施政報告
看護問題対策議連の総会に出席し、全国の看護師、助産師、精神科看護各団体の代表者の皆さんの要望をお伺いしました。皆さんからは、予算策定における与党の取組みは評価できるものであると言っていただき、我々も引き続き与党として医療体制の充実強化に努めるよう議員連盟が結束して対処することをお約束申し上げました。
茨城県から県看護協会村田会長、県看護連盟高野会長が出席されました。
誰もが安心して医療を受けられるよう、私も一層力を入れて取り組んで参ります。
本日はもう一つトピックスがあります。来日中のカンボジアの国会議員団が自民党本部を表敬訪問されました。武部勤カンボジア友好議連幹事長、三原国際局長を先頭にお迎えいたしました。カンボジアの民主化の進展状況やODAなど懸案事項に対しても率直な意見交換をいたしました。
私も以前、自民・公明幹事長訪問団の一員として同国を訪れ、シハモニ国王陛下に拝謁、フンセン首相とも会談させていただきました。それ以来、カンボジアの閣僚、議員の皆様とは定期的に交流しております。
こうした議員外交を通じ、日本に対する理解を深める一助となるよう今後も活動を続けていきたいと思います。
[ ながおか桂子事務所 ]
2009年4月17日 更新
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活動報告
消費者の立場に立ち、省庁の縦割りの弊害を排する行政一元化を目指す「消費者庁構想」が実現に向けて大きな一歩を踏み出しました。
今国会で「消費者問題に関する特別委員会」が設置され、審議してまいりました。総理が2度も委員会に出席するという異例の体制で、なんとしても今国会での法案成立を期すという意欲をもって対応して参りました。
本日、委員会で可決、明日の衆議院本会議で可決し、参議院へ送付される見通しです。
私も消費者問題特別委員の一人として大変感慨深いものがございます。
また、国会審議に至るまでには、主要な消費者団体が加盟するユニカねっと、日本弁護士連合会などの関係者の皆様が一日も早い消費者庁設置を熱望し、活動されてきたという経緯があります。そうした民間の皆さんの後押しがあって、これまでやってこられたのだと思います。ご尽力に感謝します。あと一歩です。
参議院においては、消費者の利益となるよう是非、円滑な審議をお願いしたいと思います。
[ ながおか桂子事務所 ]
2009年4月16日 更新
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施政報告
これからの少子高齢化社会に向け、年金、医療、介護などの社会保障費が問題になってきます。将来そうした状況に対応し、社会保障が充実したものとなるよう、自民党有志で研究会を立ち上げ、様々な観点から議論を重ねて参りました。今回、検討結果を取りまとめ、研究会メンバーとともに麻生総理へ提言を報告しました。
中長期的展望をもって、国民が信頼をおけるような持続可能な社会保障制度にしていくことが重要です。
社会保障がしっかりしていれば、将来の不安もなく、現役世代の皆さんもやる気がおき、経済の活性化にもつながると思います。さらには生活者の皆さんにきちんと実感してもらえるきめ細かい景気対策で生活応援することで、誰もが安心して充実した生活を送れる、そんな活力ある日本は実現できると思います。
[ ながおか桂子事務所 ]
2009年4月9日 更新
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活動報告
「消費者庁」創設に向けた審議をする衆議院消費者問題特別委員会で政府の方針を質しました。
この「消費者庁」は、食品の安心安全、製品の製造者責任、商取引や契約のトラブル、マルチ商法問題等、幅広い消費者問題に対し、今まで省庁の縦割りだったため、なかなか連携がうまくいかなかった部分を「消費者の視点」で一元化するという画期的な行政機関を創設するものです。
消費者庁設置法案は、政府において今国会の最重要法案と位置付けられており、自民党としても一日も早い成立を期すため全力を尽くしているところです。
本日は野田消費者行政担当大臣と森法務大臣、文部科学省、国土交通省に対する質疑でしたが、私は、この「消費者庁」がまさしく消費者の立場に立ったものになるよう、いくつか提案も含め、政府の見解を求めました。
これまで霞ヶ関の省庁というと、一般国民にはわかりにくかったり、たらい回しにされたり、縦割りで省庁間の柔軟な連携が出来ないといったイメージがあるかもしれません。
そうしたイメージをくつがえす全く新しい組織にしていきます。
一番重要なのは、国民の皆さんにとって親切でわかりやすい、縦割りを廃し主導的に問題を解決してゆく、私たちの日常生活に本当に役立つ消費者庁をつくり、名実共に消費者のための消費者行政の充実を図ることです。
4月2日 消費者問題特別委員会にて発言の動画
(再生にはWindows Media Playerが必要です。)
[ ながおか桂子事務所 ]
2009年4月2日 更新
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施政報告
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