施政方針演説
 本日、衆議院本会議にて麻生総理による施政方針演説、外交、財政、経済政策の演説、いわゆる政府4演説が行われました。

 演説の中で麻生総理は、我が国が目指すべきビジョンと実行すべき具体的な政策の数々を語りかけました。

(第171回国会における麻生内閣総理大臣施政方針演説より一部抜粋)

 私たちは、この二世紀の間に、二度の危機的状況を経験しました。そしてその都度、自らの生き方を転換し、かつ驚異的な成功を収めたのが日本の歴史です。
一度目は、開国と明治維新です。鎖国で取り残された我が国は、殖産興業にかじを切りました。そして、急速な工業化を達成し、非西欧諸国として唯一、列強の仲間入りをしました。
二度目は、敗戦と戦後改革です。焼け野原になった我が国は、軍国主義を捨て、経済重視に転換しました。そして、世界第二位の経済大国になるとともに、安全で平等な社会を創りました。
 今、三度目の変革を迫られています。急速な少子高齢化、新たな格差や不安、資源や環境の制約。そして、時代にそぐわなくなった社会のシステム。これらを乗り越えなければなりません。試練を乗り越えたときに、人は成長します。混乱を乗り越えたときに、社会が進化します。危機は、むしろ飛躍するための好機でもあります。

(中略)

 現在の豊かで安全な日本は、私たちが創ったものです。未来の日本もまた、私たちが創りあげていくものです。過去二回がそうであったように、変革には痛みが伴います。しかし、それを恐れてはなりません。暗いトンネルの先に、明るい未来を示すこと。それが政治の役割です。良き伝統を守り発展させる。そのために改革する。それが、私の目指す真の保守であります。
 私は、世界にあっては「新しい秩序創りへの貢献」を、国内にあっては「安心と活力ある社会」を目指します。
(引用おわり)

 このように麻生総理は、我が国の底力を信じ、大きな試練、困難を断固乗り越え、国際社会に貢献し、安心と活力ある我が国社会の実現に向けて、決意を新たにしました。
このために1次補正、2次補正、そして平成21年度予算と切れ目ない景気対策を打ち出し、日本経済が世界で最初に不況を脱出するよう、何があっても成立にこぎ着けねばなりません。私も全力を傾注し、政府・与党の一員としての責任を全うする所存です。

2009/01/28